どうも、ゼロ子です。
今日は離婚について書きます。
ゼロ子は
20代で結婚と離婚を経験しました。
(現在は再婚しています)
離婚は調停などはなく
話し合いによる一般的なものでした。
切り出したのは妻であるゼロ子です。
みんなに祝福されて幸せな結婚をしたはずなのに、
大好きだったはずの相手と
どうしても別れたくなってしまったのです。
こんな方へ向けて書いていこうと思います。
冷めてしまった方
・離婚をしたいのか、
したくないのか
わからなくなっている方
・世間体を気にしている方
・離婚したい自分に
気づいてしまった方
・離婚後の生活が不安な方
世の中の三分の一は離婚する、
なんてよく聞きますが
実際には周りに離婚経験者が全然いないなんてことがザラにあります。
ゼロ子は友達も親戚も
誰〜も離婚していないので
バツイチになるだなんて
そんな大それたことして、
本当に大丈夫なんだろうか、、、
とかなり不安でした。
誰もいない暗い海に飛び込むような気がして心細くて心細くて。
でも、
当時も思ったし今も思っているのですが
私は離婚して良かったです。(キッパリ)
離婚して良かったこと
・自分の気持ちに正直に従ったことで、心の負荷が無くなった
やっぱりこれが一番ですね。
無理を続けていると、
小さな歪みは大きな傷になります。
自分を曲げてまで笑えない毎日を過ごす必要が本当にあるのか、
自問自答の日々でした。
とはいえ
離婚したいと思った日から
数ヶ月の時間がかかりました。
離婚に時間がかかった理由
・夫は離婚したくなかった
・自分のわがままで、相手の心にも戸籍にも傷をつけてしまうことへの葛藤に悩んだ
・夫のご両親に悲しい思いをさせたくなかった
それでも離婚に踏み切ることができたのは
①子供がいなかった
まだ若く仕事も楽しい時期でした。
子供を持つには
自分自身に覚悟やキャパシティが乏しく、出産・子育てが現実的ではありませんでした。
でも
このまま結婚生活を続けていたら、
いつか子供を授かることがあるかもしれない。
子供を授かったのなら、
私は離婚できない。
そう思いました。
②経済的に自立していた
当時会社員だったゼロ子は
毎月のお給料があり
離婚しても自分で生計を立てられるビジョンが見えていました。
離婚の時にネックになるのが、
この「自分を養う収入」があるかどうかだと思います。
③二人の貯金を夫に渡すことができた
結婚してからは
夫のお給料だけで生活していたので、
ゼロ子の給料はまるまる貯金していました。
都心ではない場所で
質素な生活をしていたこともあり、
数年であっという間に
1000万円が貯まりました。
(ヒョー!今とは雲泥の差!)
離婚をしたいと切り出したのは自分。
相手を傷つけてたくさん悲しませ、
夫が描いてくれていた私との明るい未来を奪ってしまった。
彼が望んだわけでもないのに、
無理矢理バツイチにしてしまった。
なんの償いにもならないけれど、
二人のお金である1000万円を全て夫に託して、私はゼロから再出発をすることにしました。
④世間体を気にしない性分だった
世の中って、
案外他人に興味がないものです。
人にどう思われるかより、
自分がどう思うかを大事にしたいなと
いつも思っています。
この「世間体」については
ゼロ子の生い立ちが関係してくるので、
こちらに詳しく書いています。↓
離婚をしたい自分に気づいたら
離婚した後のことを具体的に考えてみる
・夫とまったく会わない日常を想像してみる
→ 寂しさはないか、
本当に愛情はないのか。
夫に新しい彼女ができたとリアルに妄想する。
その時自分は嫉妬するか、しないか。
結果、私は嫉妬しませんでした。
その人(妄想上の彼女)と
幸せになって欲しいなとさえ
思ってしまいました。
一人暮らし用の家を借りるための資金はあるか
・引っ越し代
・敷金礼金
・仲介手数料
・当座の家賃
・最低限の家電
(冷蔵庫etc.)
などなど、
ゼロ子の場合は
50万円ほど用意しました。
夫への愛情がないことがわかり、
資金もなんとかなりそう。
となると
次は核心に迫る時が来ました。
離婚を切り出す
夫に素直に話す
・タイミング、真摯な気持ち
どちらも大切だなと思います。
落ち着いて面と向かって話せる環境があるか。
仕事で追い詰められているなど精神的に辛い時期ではないか?
など気にしました。
私から話を切り出すと、
夫は涙を流して悲しみました。
ゼロ子
離婚したいと思っています
夫
愛情があるから離婚したくない
と離婚拒否
ゼロ子
冷静になれるように別居をするのはどうかな
夫
別居はいい方向には進まないと思う
とこちらも断られてしまいました。
沈痛な雰囲気のまま一緒に暮らし
夫の気持ちが落ち着くのを待ちました。
最後の話し合い
初めての話し合いから数ヶ月後、
商店街にある喫茶店でした。
話し合いの場を家以外にしたのは、
お互い感情的になりすぎないように
と思ったからです。
夫は悲しい目をしながら
「もう気持ちが変わることはないんだね」
と言って
離婚を受け入れてくれました。
人として、とても素敵な人です。
超イケメンで勤勉家。
先輩にも後輩にも愛され、
いつも輪の中心にいる人。
(ゼロ子にはもったいなさすぎるスペック)
そんな人と別れるなんて、
私バカよね。
女の気持ちって難しいですね。
(いやここに来てテキトーかい)
離婚当日
離婚届けにそれぞれ記入して判を押して
区役所に離婚届けを二人で出しに行きました。(二人で?)
おかしいでしょう?
離婚するのに仲は悪くないという
特殊な関係です。
まるで婚姻届を出しにきたかのような
雰囲気に、区役所の方もびっくり。
「本当に離婚するんですよね?」
と確認されてしまいました。
嫌いになったわけじゃない。
でも、愛していない。
人の心って難しいですね
(だからテキトーやめい)
離婚のあと
冒頭に書いたように、
私は離婚してよかったです。
面倒な手続きなんかもあったけど、
また新しく人生を始める清々しさ
に勝るものなしでした。
面倒な手続きって?
と気になった方はこちら
離婚後に面倒だったこと
・クレジットカードの名義変更
・病院に行った時に「苗字変わりましたー」と言って診察券を変えてもらわねばならない
・会社に報告→名刺も変更、取引先へも報告。
ゼロ子の場合は自虐ギャグのように笑い話として伝えました。
(皆さん笑ってくれたし優しくしてくれたよ)
実際挙げてみるとこんなもんでした。
たいした面倒ではないですね。
あとは 親からの当たりがキツい、
というのはありましたが。
(知らんがな)
ちなみに
元夫はその後
かわいい奥様と結婚し、
かわいい子宝にも恵まれています。
悲しみのどん底に突き落とした私が言えた話ではないのですが、
元夫が新しい家族を築いて前に進んでくれたことを心から感謝しています。
短い人生、
なるべく笑顔で過ごしたいです。
離婚は、人生の一大事。
相手も傷つけたし自分も結構傷ついた。
今振り返っても、
これまでの人生で一番勇気のいる出来事でした。
でもゼロ子は今、とても幸せです。
貯金はゼロだけどな!
離婚届の書き方を徹底ガイド(情熱多め)↓
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