どうも、ゼロ子です。
このブログを書くことによって
なんとか精神を保っている
落ち込み女房です。
女房？
いつまで女房でいられるんだか。
エアコン掃除を始めた落ち込み女房
土曜日の早朝5時、
よく眠れないまま
なんだか目が覚めてしまい
家族はまだ寝てるし、
特にすることもない。
ということで
エアコンの掃除でもすることに。
エアコンはテレビの真上にありまして
どっこいしょ、と
テレビをテレビ台からおろして
そのテレビ台に乗っかって
マツイ棒ならぬゼロ子棒を作って。
もちろんアレはつけてます。
わー真っ黒。
エアコンの中は
それはそれはヒドい有り様です。
大谷翔平と喧嘩中の夫婦
私たち、
この空気吸って生きてきたの？
汚すぎるエアコンにドン引き。
この4年、
今まで
一回も掃除したことなかったもんなー
4年間一度も？
いやそっちにドン引きだわ
ま、それはさておき
現在の私の生きがいは
大谷翔平選手の
試合を観ること
なんですね。
毎試合欠かさず観ています。
リアルタイムが無理な時は
録画して夜中に観ています。
彼の一挙手一投足に感動して
伝説が作り続けられている
この瞬間に感激して
いま同じ時代に生きて
歴史の証人でいられることに
歓喜して。
で、
エアコン掃除をしていると
エンゼルス戦が始まったわけです。
録画予約してあったけど
もう起きちまったから
ちょうどいいや。
私の姿勢はというと
テレビ台の上に乗っかって
エアコンに向き合っているので
試合の画面は見れないが
耳で聞いている状態です。
現地の英語実況にしていたので
耳だけだと試合の流れは
いまいちよくわからん。
現地な雰囲気で楽しみたいという
変な背伸び感。
と、そこに
夫が起きてきた
げげ、気まずい・・・
どうせ私を見たらベッドに戻るんでしょうよ・・・
そう心の中で思っていた。
が、しかし
リビングのテーブルに腰を下ろし
エンゼルス戦を
観はじめた
のです。
（夫も野球好き＆大谷さん好き）
いつもなら
掃除をしている私を見たら
すかさず
「ありがとう。手伝うよ」
そう言うはずだけど
彼は無言。
いいですよ、別に。
手伝って欲しいとも思ってないし。
部屋から出ていかないだけで驚き。
もう長いことあなたから
話しかけられてないんだし
なんにも期待なんかしていません。
無視・無言からの
いきなり「手伝うよ」だなんて
人としての順序もおかしいわ。
（人としての順序？）
いま私に話しかけた？
エンゼルスの試合も気になるけれど
このエアコンの汚れもどうしてくれよう。
なかなかうまく取れない汚れに
悪戦苦闘していると
大谷君だよ
ん？
ただいまの時刻
土曜の朝5時。
子どもたちは寝ている。
大谷選手の打席が来たことを
知らせる声。
リビングには
夫と私しかいない。
いま私に話しかけた？
驚きすぎて声も出ず
でも
すぐさまテレビ台から降りて
大谷翔平を見つめる。
一球一球を大事に見守る。
結果は
セカンドゴロ。
私は
心の中でこんなことを思っていた。
私たちはいま
同じものを見ている・・・
夫婦に奇跡を呼ぶ男 大谷翔平
大谷さんの打席が終わり
少しふわふわした気持ちで
エアコン掃除に戻る。
テレビ台の上に乗っているとはいえ
ずっとエアコンを見上げていると
首めっちゃ痛い
首を前に倒したり
左右に揺らしたり。
すると
かわる
またしても私に話しかけ、
さらに
エアコン掃除を代わってくれるだと？
・・・あ、ありがとう・・・
かすれた声で
そう言うのが精一杯の私なのでした。
拝啓 大谷翔平様
大谷翔平様
あなた様の偉大さは
今さら小市民の私が言うまでもなく
世界中が知っていることです
好きなことを全力で楽しむこと
そのためにはどんな努力も惜しまないこと
前人未到への挑戦
諦めず進み続ける強い心
名声やお金のためでなく
夢のために
自分自身と闘う尊さ
潔さ、その清涼感
誰もを写しだす鏡のような
圧倒的透明度を保ったまま
大谷翔平という存在は
真正面から私たちに問いかけてきます
自分は今どうなのか
真っ当に楽しんでいるか
全力で人生に向き合っているのか
あなた様にとっては
はた迷惑な勝手な解釈かと思います
しかし現に
最近一切の会話が無かった
我々夫婦に希望の光が宿りました
暗い闇の中から
救いの手が差し伸べられた思いです
大谷翔平さん
ありがとうございます
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